題名：吉祥寺夢影（きちじょうじむえい）

1991年、90分、16mm、カラー

舞台：東京武蔵野市、大阪西成区

出演：
里見勝治、高田渡、門垣友也、梶原里左江
盛合絶学、北川米彦、芝井直実 ほか

スタッフ：
製作・監督・脚本・編集：大西功一
撮影：秋山透、中上マサオ
照明：清水明彦、斉藤満、望月和也
録音：小林徹哉、中村仁　美術：林有里
音楽：松田幸一　題字：岩井いさみ ほか

物語：
大阪飛田、閉鎖された飲屋街。閉店の知らせを告げる貼紙。壊れた家庭を捨て、大阪の古い飲み屋街に暮らしていた義忠（里見勝治）は、父、一義（高田渡）の危篤の知らせを受け13年ぶりに東京吉祥寺に帰ってくる。写真屋を営み続けた父、置き去りにした弟、叔母夫婦、友人、生まれ育った町、それらとの再会がもたらす心の葛藤。そして対峙。やがて義忠は父との和解を果たす。ある夜、静かにこの世を去る父。義忠はこの町に留まるのだろうか。父の死後、写真屋は閉じられることに。閉店の知らせを告げる貼紙が風に揺れる。
 
 
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